2012年12月11日
歯を病気にしないための予防歯科に力を入れています
どんな病気も、かかってからの治療法を心配するより、病気にならないようにすることのほうが大切ですよね。だから皆さんも、健康診断で早期発見を心がけたり、健康を保つためにサプリメントを摂取したり、フィットネスで体を鍛えたりするのではないでしょうか? それは虫歯や歯周病にもいえることです。
削る以外に治療法がないほど進行してしまった虫歯を、元の健康な歯に戻すことはできません。また、歯肉や歯周ポケットにできてしまった歯石は、歯磨きだけでは除去できず、放っておくと歯周病を引き起こす原因に。だからこそ、日頃から口腔環境を健康な状態に保つことで虫歯や歯周病を未然に防ぐ、「予防歯科」の役割が重要なのです。
自宅での日々の歯磨きに加えて、歯科医院で定期的に、検診や専門的なクリーニングなどを受けることが、歯を健康に保つことに繋がります。私たちとタッグを組んで、「一生ものの大切な歯」を守っていきましょう。
最新医療も取り入れて、痛みの少ない治療を心がけています
「歯科治療は怖い」「痛いから嫌い!」という先入観や過去のトラウマをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか? そういった理由で歯科治療を敬遠されている方は、ぜひ当院にご相談ください。
「削る・抜く」は最小限にとどめ、外科手術もなるべく行わないことを治療方針としている当院では、丁寧なカウンセリングによって、過去の治療で痛みを感じた原因を探り出し、患者さまに負担のかからない治療を行っています。
例えば、初期の虫歯であれば、薬剤を用いて虫歯菌を殺菌する3Mix法によって、それ以上の虫歯の進行を食い止めることも可能。この場合、削るのは歯の表面のエナメル質だけにとどめられるので、麻酔をかけることなく虫歯を退治することができます。
また、どうしても痛みが気になる方には麻酔で対応しますのでご安心ください。
審美的にも機能的にも、健康的で美しい顔立ちの実現を目指します
歯は、食べ物を美味しく食するための器官であるとともに、人の外見や顔の印象も大きく左右します。だからこそ、「銀歯が目立ってしまうから思い切って笑えない」「歯の汚れや色が気になる」といった悩みをお持ちの方も多いのでしょう。
「物を食べる」という役割だけを考えるなら、丈夫で長持ちする素材を用いて治療すれば良いことになりますが、そうではないのです。そこで、当院の審美歯科では、患者さまの希望を取り入れ、その人に最も適した歯並びや色に整えることに努めています。
さらには、ロサンゼルスの審美歯科の第一人者、Dr.リフキンが提唱する「コスメティック」という総合歯科医療の考え方を取り入れ、一般的な審美歯科はもちろん、矯正歯科やインプラントなどを含む包括的なアプローチで、審美的にも機能的にも、健康的で美しい顔立ちの実現を目指します。口元のお悩みをお持ちの方は、ぜひ当院にご相談ください。
ワイヤーとは異なる、目立たないマウスピース矯正を行います
歯並びや噛み合わせが気になっていても、ワイヤー治療ではさらに人目が気になってしまうから...と矯正を躊躇っていらした方にお勧めしたいのが「取り外しができて目立たない矯正治療」です。
当院では、透明で目立たない樹脂製のマウスピースによる矯正を行っています。この装置は、歯に固定させる必要がないため、食事をするときや、人前に出るときには取り外しておけることが最大のメリット。また、装置を取り外してブラッシングできるので手入れもラクです。
1ステージ3週間のステップを9ステージ分、マウスピースを定期的に交換しながら、少しずつ歯を動かしていきます。治療をスタートされる際、各ステージごとの歯並びの変化をシミュレーションした模型を作りますので、治療の途中経過や治療完了後の歯並びをイメージしてから始めることができます。
お子さまの歯並びが気になっている方へ
お子さまの場合の矯正治療は、学童期に行う第1期治療と、中学生以降の第2期治療に分かれ、重要なのは「第1期から治療をスタートできるかどうか」になります。
永久歯が生え揃う前の第1期治療では、症状によって、拡大床の治療のみで噛み合わせが改善する場合もあります。拡大床は、歯列の幅(歯列弓)を横に広げることや、数歯の移動を目的とした装置で、この治療で歯の土台となる歯槽骨を側方に広げることができれば、歯を抜くことなく歯並びを整えることが可能になる場合がございます。
このように、歯列矯正には早い時期にしかできない治療や、後で行うことで非常に困難になることが予測されるケース、歯や歯肉に傷害を与えてしまうケースもあります。なので、お子さまの歯並びが気になったら、少しでも早い時期にご相談ください。年齢や状態に適したアドバイスをさせていただきます。
最新予防医学によるバクテリアセラピーをご提案します
人の体の中には、多種多様の菌が住んでいるといわれていますが、もともと体内に住んでいる菌なので、バランスが崩れない限り悪影響はないはず。ですが、虫歯や歯周病は、口腔内に存在する菌が引き起こす感染症であることもわかっています。
つまり、さまざまな理由によって「菌のバランスが崩れてしまうこと」が発症の原因。そこで、病原菌に対抗する善玉菌を取り入れることで口腔内の菌のバランスを整え、発症を予防する方法として、予防先進国のスウェーデンで新しく誕生したのがバクテリアセラピーなのです。
腸内環境を整えるためにヨーグルトを食するのと同様に、善玉菌を含むサプリメントを摂取するだけで行えるので手軽で簡単。また、当院で処方しているデンタル予防サプリメントは母乳由来のL.ロイテリ菌ですので、副作用の心配がなく、成人はもちろん、小さなお子さまや妊娠中の方、ご年配の方などにも安心して推奨できます。
2012年12月 6日
気軽に通える最新の治療をご提案
当院がある銀座は、仕事で忙しい方が多い土地柄でもありますので、気軽に通えて、患者さまが日常に気軽に取り入れられる治療方法を積極的に採用しています。
たとえば、目立ってしまう矯正器具を嫌うなどの理由で、なかなか治療を始められない方も多いので、当院では、透明で目立ちにくいマウスピース矯正のeクライナー(イークライナー)を採用しています。また、サプリメント感覚で手軽に病気予防が行えるバクテリアセラピーもお勧めしています。
昨今では、患者さまへの負担が少なく、かつ効果的な予防方法や治療方法がどんどん開発されています。新しい情報には常にアンテナを張り、患者さまに有益なご提案ができるよう心がけていますので、お悩みのことがありましたら、とにかく一度、ご相談いただきたいと思います。
「病気を治す」ことではなく「病気にしない」ことが最良の方法
「予防歯科」の必要性を考えたとき、まず浮かぶのは、「虫歯と歯周病」の2つだと思います。特に歯周病は、かかってしまった後の口腔内のダメージが大きいので、予防が最大かつ最善の治療法です。
歯周病は、歯茎の中の「歯槽骨(しそうこつ)」という骨を溶かす病気であり、やっかいなことに、この歯槽骨には再生力がないのです。特に、菌によって分解されてしまうと絶対に元には戻りません。
そこで大切なのが、「適切なブラッシング」と「3か月から半年に1度の定期的なスケーリング」。最低でもこの2つをしっかり行うことこそが、歯周病から歯を守る一番確実な方法というわけです。
「8020」という、「80歳までに20本の歯を残そう」という運動がありますが、4.6~4.7本しか残せていないのが現状だと思います。だから今後は、我々歯科医師はもちろん患者さまも、予防歯科に対する意識をよりいっそう高めていかないと、80歳で20本...というのは、夢物語みたいなものなのです。
結果論ではなく、原理に基づいた治療を
私は、大学卒業後、大学院に進学。また、大学院在学中には、学外研究でアメリカのバージニア医学大学に留学し、薬理学で薬と生体の関係を研究していました。
薬理学は基礎医学の分野です。歯科臨床ではなく基礎医学の道を選んだ理由は、歯科臨床には「既に確立されてしまっていて、あまり変わらない」という側面があるからです。もちろん、新しい技術や素材というものはありますが、それは、その時期に学業として一時的に学ぶことというより、今現在もずっと学び続けていることですから。
また、臨床というのは、そこにある病状を改善すれば良いのですが、基礎医学では、現象を原理へとフィードバックし、双方向で考える必要があるんです。私は、その辺りを徹底したくて研究の道を選び、今に活かしています。
「歯科医師としていま何ができるか」KADVOでの活動
私は、神奈川歯科大学の卒業生が組織するKADVO(KANAGAWA ALLIANCE OF DENTAL VOLUNTEERS OVERSEAS/神奈川海外ボランティア歯科医療団)に所属しています。「歯科医師として今、何ができるか」がKADVOの出発点で、私自身の信条でもあります。
KADVOでは、フィリピン・セブ島でボランティア活動を実施。医療格差が激しいフィリピンでは、治療費を払える一部の人間しか歯科治療を受けられないのが現状なので、KADVOの活動は、農村部などに住む人々にとって、なくてはならない存在になっています。
具体的には、診療所を設置して歯科衛生士を駐在させたり、現地ドクターによる歯科治療を年間通して行うようにしたり、小学校を訪問して歯ブラシ指導をするといったプロジェクトを、現地の歯科医師と共同で遂行しています。
経歴
パークサイト歯科クリニック
院長: 齋藤 元
【経歴】
神奈川歯科大学 卒業
神奈川歯科大学 大学院 歯科薬理学教室 進学
バージニア州立大学 医学部 心臓内科学 留学
神奈川歯科大学 大学院 卒業
【根管治療】抜歯をせずに、歯を残すための治療
「虫歯がひどくなり、抜歯するしかないと言われた」
「神経を取り除いたのに、歯茎が腫れ、痛みがある」
「何度も根の治療をしているのに、再発してしまう」
このように、歯の治療をしたにも関わらず、痛みやトラブルが続く場合は、歯の根の先の治療が必要、または不完全である可能性が少なくありません。そんな状況を放っておくと、神経が破壊されてしまいます。さらには、根の先が膿んで歯茎が腫れると、治療が困難になるばかりか、最悪の場合、歯を抜かざるを得なくなります。
そこで、歯を抜かず、自分の歯を残すために行うのが根管治療です。
歯の寿命を延ばすための根管治療
虫歯を放置すると、やがて神経を破壊し、最終的には抜歯しなければなりません。根管治療によって死滅した歯の神経を取り去り、根の内部(根管)をきれいに殺菌・洗浄することは、大切な歯をできるだけ残し、その寿命を引き伸ばすことに繋がります。
【根管治療の例】歯髄炎(しずいえん)とは
放置された虫歯が悪化すると、患部は歯の深部にまで及んで神経(歯髄/しずい)に達し、歯が沁みたり痛み出したりします。そういった症状は、歯髄が細菌に感染してしまったことを示していて、これを歯髄炎(しずいえん)といいます。
歯髄炎(しずいえん)の治療方法
1.虫歯が歯の神経まで到達している状態です。
2.虫歯を取り除きます。
3.リーマーという器具を使って歯の神経を取り除きます。また、少しずつ神経を取り除くたびに歯の中に消毒の液を入れます。
4.神経の入っていた空洞をガッタパーチャという薬で封鎖します。
5.土台を入れて補強します。
6.歯の型取りをして、被せもの作ります。
7.歯科用セメントでセットして治療が終わります。
お子さまの矯正歯科治療について
歯並びは、見た目の美しさだけではなく、お子さまの発育にも影響を及ぼします。当院では、なるべく歯を抜かない矯正を行いますので、噛み合わせや歯並びが気になる場合には、早い時期に一度ご相談ください。
お子さまの頃から矯正治療を始めるメリット
●あごの成長のバランスを整え、美しい顔立ちに導ける
●永久歯での矯正期間が短くなる
矯正歯科治療を始めるタイミングは?
悪い歯並びの原因や状態、程度は個人によって全く異なりますが、早い時期にしかできない治療があったり、後で行うことで非常に困難になることが予測されるケース、歯や歯肉に傷害を与えてしまうケースもあります。
お子さまの年齢や状態に適したアドバイスをさせていただきますので、お子さまの歯並びが気になったら、少しでも早い時期に、ぜひ一度、ご相談ください。
【根管治療の例】根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)とは
虫歯や打撲によって神経が死んでしまったときや、根の治療が途中のままで時間が経ってしまったとき、または、以前に神経を取っている歯が何かしらの原因で感染を起こしたときなどに、根の先端(根尖/こんせん)に膿が溜まることがあります。その状態が根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)であり、そのまま放置すると、徐々に痛みが生じてきます。
根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)の治療方法
1.根の先にウミがたまっている状態です。まず、かぶせものをはずします。
2.リーマーという器具を使って、歯の中に入っている古い薬を取り除きます。また、少しずつ古い薬を取り除くたびに歯の中に消毒の液を入れます。
3.状態が良くなったら歯の中の空洞をガッタパーチャという薬で封鎖します。
4.土台を入れて補強します。
5.歯の型取りをして、被せもの作ります。
6.歯科用セメントでセットして治療が終わります。
活動写真一覧
小児矯正の流れについて
お子さまの場合の矯正治療は、ワイヤー装置を装着することからスタートするわけではありません。小児矯正は大きく分けて、次の2つのステップに分かれます。
ステップ1/第1期治療(学童期)
この時期は、状態を悪化させる要因を成長にともなって徐々に取り除き、その後の成長発育のバランスが良くなるように軌道修正する期間です。この第1治療期に良い結果を得られれば、第2期治療期では、永久歯を抜かずに治療できる可能性が高まります。
ステップ2/第2期治療(中学生以降)
この時期の治療は、大人の矯正と同じです。上下全ての歯にブラケットを装着し、全体の噛み合わせを改善して仕上げます。※初診時に、すでに永久歯が生え揃っている方の場合は第2期治療からとなります。第1期からスタートできるよう、早めにご相談ください。
歯並びや噛み合わせで悩んでいる方へ
「歯並びが気になって、つい口元を手で隠してしまう」「噛み合わせを治したい」など、歯並びや噛み合わせで悩んでいる方はいらっしゃいませんか? 当院では、取り外しができて目立たない矯正治療を行っています。「人目が気になるワイヤー治療はいやだけど、歯並びはキレイにしたい!」と思われている方にお勧めのプチ矯正です。
【eクライナー(イークライナー)】透明なマウスピース矯正とは
eクライナー(イークライナー)で使用するのは、透明で目立たない樹脂製のマウスピース。このマウスピースを定期的に交換し、歯を少しずつ動かしていきます。
この装置の最大のメリットは、装置を歯に固定させる必要がないことです。人前では取り外しておけるので、治療していることが他人に気づかれることは、ほとんどありません。また、装置を取り外して食事やブラッシングができるので、通常通りに生活できます。
<マウスピース矯正のメリット>
・自分で着脱が可能なのでブラッシングが簡単
・矯正装置を外して食事ができる
・装置が透明だから、人からはほとんど見えない
・装着時の違和感が少ない
・裏側矯正よりも費用がかからない
<マウスピース矯正のデメリット>
・一日20時間の装着
・歯の移動はワイヤー矯正のように万能ではない
・使用時間が少ないと治療効果が出にくい
【拡大床】小児矯正に使用する装置
拡大床(かくだいしょう)は、歯列の幅(歯列弓)を横に広げることや、数歯の移動を目的とした装置です。装置の中央には、「拡大ネジ」と呼ばれるネジがあり、このネジによって幅を広げる力を加えることで、歯の土台となる歯槽骨を、少しずつ側方に押し広げていきます。
主に、乳歯列期や、乳歯と永久歯が混ざった混合歯列期初期のお子さまの第1期治療に使用する装置で、症状によって、拡大床の治療のみで噛み合わせが改善する場合もあります。
ただし通常は、乳歯列期や混合歯列期に拡大床で歯列の幅を広げた後、すべての歯が永久歯に生え揃うのを待ってから、第2期治療として、ワイヤーとブラケットを使ったワイヤー矯正を行い、全体の歯並びや噛み合わせを治療することが多いです。
治療中の虫歯予防について
矯正装置がお口の中にあると、慣れない内は歯磨きに苦労するため、それが原因で虫歯になってしまうお子さまも少なくありません。
当院では、矯正治療を始める前に、歯科衛生士によるブラッシング指導を行い、歯磨きのコツを丁寧にお教えします。さらに、1ヶ月に一度、磨き残しを丁寧にお掃除し、フッ素塗布や歯の表面のコーティングを行うことで、矯正治療中の虫歯予防に努めています。
【eクライナー(イークライナー)】治療期間について
●治療の途中経過や、治療後のシミュレーションを見ることができます
症状や一日の装着時間にもよりますが、通常は、1ステージ3週間のステップを9ステージ分行うので、約27週間が治療の目安です。
最初に、それぞれのステージごとの歯並びをシミュレーションした模型を作りますので、治療の途中経過や治療完了後の歯並びをイメージできます。
入れ歯が合わなくてお困りの方へ
「入れ歯が痛くて使いにくい」「食べたり話したりすると浮いて外れてしまう」といった悩みをお持ちの方もいらっしゃるかも知れませんが、入れ歯の不具合は我慢しないでください。噛み合わせが悪いまま使い続けると、顎関節症や頸椎・胸椎・腰椎等の脊柱に障害(椎間板変形による神経障害など)を及ぼす場合があります。
食事を美味しく召し上がるためだけでなく、噛み合わせからくる全身の健康のためにも、きちんと噛み合った入れ歯をお使いになることが大切です。
当院では、患者さまのご希望をじっくり伺った上で、丈夫で長持ちする入れ歯作りを心がけています。ご提供する入れ歯の制作は、精度の高い技術者が担当し、「落ちない・浮かない・痛くない」ことを重視して丁寧に仕上げていますので、装着したときの痛みやズレがほとんどなく、快適にご使用いただけます。
さまざまな種類の中から最適な入れ歯をお勧めします
初めて入れ歯を作る患者さまにとっての最初の関門は、入れ歯という異物を口の中に入れる違和感に慣れることだと思います。ですので、当院では基本的に、最初は保険が適用できるものを選び、経済的な負担が少ないところで慣れていただくことをお勧めしています。
入れ歯には、保険が適用できるプラスチック床のものから、装着感に優れたソフトデンチャー、耐久性が高い金属床など、さまざまな種類があります。また、それぞれに特徴や特性があり、使用する素材や構造などによって耐久性や費用も異なります。
ご提案するときは、患者さまのお口の中の状況やご要望、ご予算などをお伺いし、各種入れ歯のメリット・デメリットをしっかりお伝えした上で、お選びいただいています。入れ歯についてのご要望や質問がございましたら、遠慮なくご相談ください。
入れ歯の種類
ソフトデンチャー(バルブラスト)
●金属のバネがないので目立ちにくい
●素材が柔らかいので、痛みや違和感なく噛める
金属バネのない入れ歯(義歯)です。金属アレルギーの方でも安心して使用できるうえに、見た目が自然なので、他人には入れ歯であることが判りにくい点も特徴。弾力性に優れた柔らかくて薄いナイロン樹脂性なので、歯茎へのフィット感も高く、「目立たない・丈夫・噛める・痛くない」など、メリットが多い新しいタイプの入れ歯です。
金属義歯
●床部分が薄く、違和感が少ない
●熱が伝わりやすく、熱い飲み物の誤飲を防ぐ
快適性や安定性に優れた、丈夫で薄い金属義歯(入れ歯)です。お口に入れた時の違和感が少なく、食事や発音がしやすい点が大きなメリット。また、食べ物の熱を伝えにくい樹脂性の入れ歯と異なり、金属義歯は熱を伝えるので、熱い飲み物の誤飲による喉の火傷を防ぐことができます。
保険義歯
●保険適用なのでリーズナブル
●はじめての方へおすすめ
保険が適用される精密義歯(入れ歯)です。入れ歯を作るのが初めての方は、まずこちらで試してみることをお勧めしています。
【インプラント】歯を失ってしまった場合の治療方法
今までの治療方法は?
何らかの理由で歯を失ってしまうと、うまく噛めなくなったり、発音し辛くなったり、徐々に歯並びが悪くなっていったりと、さまざまな問題が生じてきます。そんなときの治療は、今までは、一般歯科(健康保険適応内)で作れる「入れ歯」や、前後の歯を削って被せる「ブリッジ」などが中心でした。
インプラントが、今までと異なる快適な使用感を実現
入れ歯やブリッジに対し、第3の治療方法としてお勧めしているのが「インプラント」です。インプラントとは、歯が抜けた部分のあごの骨に人工歯根(インプラント)を埋め込んで、その上から人工の歯を被せる治療方法。ブリッジや入れ歯のような違和感や異物感がなく、本物の歯と同じような使用感です。
多様な治療方法の中からベストな選択を
インプラント、ブリッジ、入れ歯なといった治療方法には、それぞれに異なるメリットがあります。当院では、患者さまの状況によって多種多様の設計をご提案するとともに、できるだけ患者さまのご希望に沿っていきたいと考えています。
<インプラントはこんな方にオススメ>
・入れ歯やブリッジに不満がある
・ご自分の歯と同じように噛みたい
・ブリッジで両隣の健康な歯を削りたくない
・入れ歯の口臭が気になる
【当院のインプラント】ストローマンインプラント(ITIインプラント)
インプラントにも様々な種類やメーカーがありますが、当院が取り入れているものは、1974年にストローマン社によって開発された、とても歴史の長いインプラントです。世界40ヶ国以上で使用されている、もっとも信頼度の高いインプラントの一つであり、日本国内におけるシェアも最大です。
また、品質管理の世界共通ルールであるISO9001の厳しい規格に適合し、その認証を得ており、専門のトレーニングを受けた歯科医師のみが取り扱うことのできる、信頼性の高いインプラントでもあります。さらに、ストローマンインプラントは、埋入後5年、10年という長期にわたる安定性が、多くの研究により報告されています。
ストローマン社とは
精密機械産業が盛んなスイス・バーゼルに本社を置くストローマン社は、世界70か国以上に歯科用インプラント関連製品を提供しているグローバル企業。50年にわたる研究開発と充実した検査体制のもと、非営利学術組織ITI(International Team for Implantology)とのパートナーシップにより、学術的に裏付けのある製品を生み出しています。
歯医者嫌いのお子さまもお任せください
小児の患者さまも多い当院では、お子さまの成長に合わせた虫歯治療や矯正治療を行っています。医院の雰囲気などに慣れるまでは、診察台に座るだけの「練習」を行ったり、たくさん褒めてあげるなど十分なコミュニケーションを取り、ゆっくりと治療を進めていきます。歯医者さんが嫌いなお子さまも、どうぞ安心してお連れください。
インプラントの寿命を延ばすメインテナンス
インプラントには、歯茎と馴染みがよく、腐食しにくい丈夫なチタンが使用されていますが、治療後のメインテナンスを怠ると、天然の歯と同様に歯槽膿漏の状態になり、抜け落ちてしまうこともあります。
ですので、インプラントを長持ちさせる最大の秘訣は、口の中の衛生状態に特に気をつけて、きちんと定期健診を受けることです。
成長に合わせた予防中心の小児治療
子供の虫歯は、進行が早いことが特徴。その理由は、乳歯のエナメル質が薄いからです。特に4~5歳ぐらいまでは十分な注意が必要ですので、定期検診を受けていただくことをお勧めしています。
定期検診では、歯の生え具合や噛み合わせをチェックするほか、フッ素を塗って歯質を強化。また、歯磨き指導では、歯ブラシの握り方や動かし方を丁寧に指導しながら、お子さまと一緒に歯の磨き方をチェックしていきます。
この時期に正しい歯磨きの方法を身に付けることが、お子さまのお口の健康を生涯守っていく礎になると考えますので、辛抱強く熱心に指導しています。また、こうした予防を中心にした治療こそが、虫歯や不正咬合の早期発見や治療につながり、丈夫で健康な歯を作ることになりますので、ぜひ、定期検診にいらしてください。
乳歯が生え始めたら定期検診をスタート
お子さまに初めての乳歯が生えてきたとき、ご家族の方の喜びはひとしおでしょう。その歯が虫歯になって、痛みでお子さまが辛い思いをしなくて済むように、乳歯が生え始めた時期から、歯科医院での定期健診を習慣にすることをお勧めします。
お子さまの成長は早く、お口の中の環境も日に日に変わりますが、6か月に一度、お口の中の様子を見ていくことで、虫歯や不正咬合、不正歯列などを早期に発見することができます。また、矯正の必要の有無も経過を見ながら判断できますし、必要な場合も、一番治療しやすい時期を選んで矯正治療に移ることが可能となります。
【歯周病とは】細菌によって歯を失う恐ろしい病気
歯周病とは、歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。歯と歯茎の境目付近に付着した歯垢から、歯の根にそって歯周病菌が歯茎内部に入り込んで、歯を支えている組織をじわじわと壊していくことにより、さまざまな症状が発生します。
日本人の成人の80%が感染
近年の厚生労働省の調査・統計によれば、日本人の35歳成人の80%以上が歯周病に感染しています。しかし、35歳になってから突然、歯周病になるわけではありません。実は、10代から少しずつ進行し、20年の歳月をかけて歯肉がじわじわと冒されているのです。
その経過を見落としたままでいると、30代を迎える頃には歯茎から血が出るといった症状が現れるのです。虫歯と違ってほとんど痛みがないため、自覚症状が現れる頃にはすでに、重症の歯肉炎・歯周炎に冒されていて、抜歯するしかない...ということもあり得る、恐ろしい病気です。
歯周病検査
当院では、患者さまのご希望によって、「ポケットの深さの指数」「歯の動揺の有無」「出血の有無」「プラークの有無」などを調べる、各種の検査を実施しています。
初期の歯周病には自覚症状がほとんどないため、検査結果に驚かれる方も少なくありません。当院では、ご自身の歯茎の状態を実際に鏡で見ていただきながらご説明しますし、ポケットの深さなどは数字で表されますので、どなたにも結果が分かりやすい検査となっています。
歯周病の進行具合と治療方法
当院では、以下の3点を重視して、歯周病の進行具合に応じた治療を行います。
●歯周病の主原因であるバクテリアの除去
●歯周病を悪化させやすい口内環境の整備
●個別メインテナンス
細菌検査と抗菌療法を用いた内科的アプローチと、外科的なアプローチを組み合わせた歯周病治療を、患者さまの口内環境に合わせて行いますので、「もしかしたら歯周病かも...」と思われたら、すぐにでもご来院ください。
軽度歯周病
〈症状〉
歯周ポケットにプラーク(歯垢)や歯石がたまり、細菌が繁殖している状態。初期の歯周病は症状を実感しにくいですが、歯肉に軽い炎症が起き、歯肉の腫れや出血が見られます。
〈治療〉
軽度歯周病の場合、歯科衛生士によるブラッシング指導、数回のクリーニングなどを行うことにより、回復することが可能です。
中等度歯周病
〈症状〉
出血や口臭がひどくなり、歯石もかなり目立つ状態です。歯周菌により骨が後退しはじめ、歯周ポケットも深くなり、歯のグラつきを感じるようになります。
〈治療〉
歯の表面や歯周ポケットの歯石を取る治療が必要な段階です。歯石を除去し、歯肉の状態が改善された後に再検査を行い、歯周ポケットの奥にまで歯石がついている場合には、外科手術により除去するケースもあります。その後、歯周病の主原因であるバクテリアを除去し、口内環境を整備して終了となります。
重度歯周病
〈症状〉
化膿によって歯肉が真っ赤に腫れてしまい、骨もかなり破壊されて後退した状態です。歯のグラつきもかなり大きくなっています。
〈治療〉
重度の場合、歯周外科にて治療する可能性が高くなります。治療が手遅れな場合には、抜歯となるケースもありますので、早期発見・早期治療を心がけましょう。
歯周病治療の内容
スケーリング・ルートプレーニング
歯根の表面の歯垢・歯石などを除去し、表面を滑らかにする治療方法です。歯石の表面がザラザラしているとプラークが付着しやすく、付着したプラークが落ちにくくなるので、この処置によってプラークが付きにくい状態にし、歯周病を改善します。
歯肉切除
歯肉が腫れあがっている場合には、歯周病のさらなる悪化を防ぐため、不要な部分の歯肉を切除し、安定のため縫合します。比較的簡単な手術ですので、所要時間も短く、患者さまの負担も軽い手術です。
歯周ポケット掻爬術
歯肉に麻酔をして、歯周ポケットの中の歯石や歯垢を除去します。深い歯周ポケットを浅くすることによって、プラークが溜まりにくい環境を作る方法なので、歯周ポケットの深さが3~5mm程度の比較的軽症の場合に用いる方法です。
フラップ法
歯肉(歯茎)を切開して歯槽骨から剥離し、歯根を露出させた状態で、そこに付着しているプラークや歯石を除去します。また、必要に応じて、歯槽骨の清掃や、ダメージを受けた歯肉組織の除去なども行い、歯肉を元の健康な状態に戻します。
GTR法(組織誘導再生法)
重度の歯周病によって失われた歯周組織を再生させる治療法で、歯周病によって破壊された根面を清潔にしてからメンブレンという特殊な膜をかぶせます。不要な歯肉が入り込まない空間を確保することによって、メンブレンの上では歯肉が、その下では歯槽骨が回復していきます。(※歯周組織の再生には歯周病の程度など個人差があります)
GBR法(骨組織誘導再生法)
歯周病によって失われた骨を再生させる治療方法です。上記のGTR法と同様の方法で歯槽骨や歯根膜が回復するスペースを保持。歯肉が再生した後に、歯槽骨がゆっくりと回復してきます。特に、広範囲での再生が必要な方に適した治療法ですが、歯肉が再生した後にメンブレンを取り除く必要があるため、再手術を伴います。
エムドゲイン
歯肉が薄くてGBR法の手術が困難な場合や、術後の細菌感染への考慮などから新たに研究・開発された治療法で、歯周ポケット内部の汚れや細菌を除去した後、エムドゲインゲル(※)を注入して歯周組織を再生させます。1回の治療で効果が現れ、GBR法のような再手術は不要。ただし、GBR法に比べると、再生できる範囲は狭まります。
※エムドゲインは、スウェーデンで開発されたタンパク質の一種で、子どもの成長期には欠かせない物質です。現在、世界中に普及し、感染症などの報告がなく、安全で治療効果が高いとされています。
【予防歯科とは】歯を病気から未然に守って健康に保つ
どんな病気の場合も、「かかってしまってから治療する」のではなく、「病気にならないように予防する」ことのほうが大切で、それは虫歯や歯周病にもいえることです。
特に、削る以外に治療法がないほど進行してしまった虫歯の場合、元の健康な歯に戻すことはできません。また、歯肉や歯周ポケットにできてしまった歯石は、通常のブラッシングだけでは除去できません。この歯石を放っておくと、虫歯へのリスクが高まるだけでなく、全身を蝕む可能性がある歯周病を引き起こす原因にもなってしまうのです。
だからこそ、口腔環境を健康な状態に保ち、虫歯や歯周病を未然に防ぐ「予防歯科」の役割が重要なのです。
自宅での日々の歯磨きに加えて、歯科医院で定期的に、検診や専門的なクリーニングなどを受けることが、歯を健康に保つことに繋がります。私たちとタッグを組んで、「一生ものの大切な歯」を守っていきましょう。
<予防歯科はこんな人にオススメ>
・虫歯・歯周病からお口を守りたい方
・お口をリフレッシュしたい方
・一生、健康な歯で過ごしたい方
当院の予防歯科メニュー
専門家による歯のクリーニングPMTC
●虫歯・歯周病を予防できる
●口元もリフレッシュ
●歯みがきだけでは落とせない汚れを除去
PMTC(professional mechanical tooth cleaning)とは、歯科衛生士が専用の器具を用いて行う歯のクリーニングです。歯磨きだけでは落とせない歯の表面の細菌膜(バイオフィルム)や、歯と歯の間の汚れを除去すると同時に、歯の表面を磨くことで汚れがつきにくい状態をキープ。
毎日の正しいブラッシングに加えて、2~3か月に1度、PMTCを受けることで虫歯や歯周病の予防ができ、お口の健康を維持できます。ぜひ一度、当院のPMTCをお試しください。
気になる歯石を除去するスケーリング
●歯垢・歯石の除去
●初期段階の歯周病治療にも
スケーリングとは、歯肉や歯周ポケットにできた歯石を除去する施術です。歯石ができると歯垢が付着しやすくなり、虫歯へのリスクが高まります。さらに、歯石が広がると歯周病の原因にもなってしまいます。
スケーリングでは、キュレットと呼ばれる専用器具や超音波スケーラーなどを使用して歯石を丁寧に除去します。ただし歯石は、きちんと除去しても、しばらくすると再付着してしまうものなので、3~6か月に1回程度を目安に定期的にご来院いただくのが理想です。
ブラッシング指導
●お口の状態に合わせたブラッシング法
当院では、おひとりおひとりのお口の状態や歯並びなどに適したブラッシング指導を行っています。また、必要に合わせて、歯間ブラシなど歯ブラシ以外のアイテムのご案内や、正しい使用方法もアドバイスします。
ご自身ではしっかり磨いているつもりでいても、染め出し液を用いて検査してみると、かなりの歯垢残りが判明し、多くの患者さまが驚かれます。虫歯や歯周病の原因のほとんどがブラッシング不足によるものです。正しい歯みがきで、大切な歯を守りましょう。
【歯周病Q&A】
Q.歯周病を悪化させる要因は?
A.歯周ポケットに隠れている歯石と喫煙です。
目に見えるところにつく歯石以上に問題なのが、歯と歯茎の隙間に隠れている歯周ポケットの中の歯石(歯肉縁下歯石)です。また、タバコを吸う人は、吸わない人よりも歯周病を引き起こしやすく、悪化スピードが早いもの。その理由は、ニコチンが血流を滞らせるため歯茎に酸素や栄養が行き渡らず、歯茎の抵抗力が弱まってしまうからです。
Q.どうしたら、歯周病が悪化しているかどうか分かりますか?
A.出血は歯周病の特徴。歯周ポケットの深さで進行の度合いが分かります。
歯周病の進行具合は、歯茎の状態を見れば分かります。歯茎から出血するのは、歯を支える歯茎に炎症がある証拠で、歯周病の特徴的な症状。さらに炎症が進んで歯周ポケットができるほどになると、歯を支えている歯槽骨(あごの骨の一部)の破壊も始まります。
歯周ポケットの深さが4mm以上になると、症状はかなり進行しているといえます。また、ポケットの中は歯周病菌が繁殖しやすい環境なので、菌はますます増殖し、歯周ポケットの深さが6mm以上になると歯槽骨の破壊がさらに進み、ついには歯が抜けてしまいます。
【審美歯科とは】口元の健康と健康美をトータルで追求
「銀歯が目立ってしまうから思い切って笑えない」「歯の汚れや色が気になる」といった悩みを解決し、「自信を持って笑ったり話したりしたい」という願いを叶えるのが審美歯科治療の第一目的です。
審美歯科治療では、歯本来の噛む機能を回復させた上に、歯の白さや歯並びなど、見た目の美しさにも焦点をあてた総合的な歯科治療を行います。清潔で美しい歯並びは、見た目以外の「お口の健康」にも良い効果をもたらします。
患者さまに最も適した歯並びや色に整えます
歯は、食べ物を美味しく食するための器官であるとともに、人の外見や顔の印象も大きく左右します。なので、当院の審美歯科治療では、その両方に焦点をあてることをモットーに、口元の健康と健康美を追求しています。患者さまの希望を取り入れ、その人に最も適した歯並びや色に整えていきます。
審美歯科の種類
審美歯科の主な治療は、
●歯を薬剤で漂白するホワイトニング
●詰め物や被せ物である人工歯
の2種類です。人工歯に用いる素材はさまざまで、患者さまの歯の状態や好み、ご予算に合わせて使用します。
Dr.リフキンが提唱する「コスメティック」を推奨
「コスメティック」とは、ロサンゼルスの審美歯科の第一人者、リフキン先生が提唱している総合歯科医療の考え方です。
「歯の見た目」に関する悩みには、いろいろな要素が組み合わされていて、1本の歯の治療や、歯の色を白くするだけで解決できるものばかりではありません。リフキン先生の提唱する「コスメティック」では、総合的な治療により「歯の見た目」にとどまらず、均整のとれた健康的で美しい顔立ちの実現を目指します。
この方針を取り入れている当院では、一般的な審美歯科はもちろん、矯正歯科やインプラントなどを含む包括的なアプローチで、審美的にも機能的にも満足頂けるような治療を行います。
Dr.リフキンのWebサイトはこちらから
Dr. Laurence Rifkin - Cosmetic Dentist - Beverly Hills, California - NewBeauty
【審美歯科】人工歯の種類について
当院では、患者さまのお好みやご予算に応じて、一番良いと思われる素材をお勧めできるよう、保険適用内外問わず、さまざまな素材の被せ物を取り揃えています。
オールセラミック
●自然な色合いと美しさ
●金属アレルギーの心配がない
自然な色合いで審美性に優れていることから前歯の治療に使われることが多い素材です。また、すべてがセラミック(陶器)製なので、金属アレルギーがある方でも安心して使用できます。
ハイブリットセラミックス
●自然な色合いを再現
●金属アレルギーの心配がない
オールセラミックに次いで自然な色を表現しやすく、金属アレルギーの方でも問題なく使用できる素材です。ただし、セラミックにプラスチックを混合して焼き固めたものですので、オールセラミックに比べ、若干、経年による変色が見られる場合があります。
金合金
●自然な噛みごこち
●金属アレルギーの心配が少ない
銀歯に比べて、金の含有量が多い被せ物です。硬さが自然の歯と近いため、噛み合わせる相手の歯にもやさしく、奥歯の治療によく使われます。また、銀歯と比較した場合、金属アレルギーに与える影響が少ない素材でもあります。
銀歯
●保険適応でリーズナブル
他の素材と比較すると審美性は低くなりますが、日常使いにおいて何ら支障はありません。保険適用内となりますので、比較的安価で治療できます。
ホワイトニングとは
色素沈着してしまった歯を削ったりすることなく、元のような白い輝きを取り戻す治療法がホワイトニングです。
色素沈着の要因は食物、損傷、薬物、加齢などさまざまですが、下記のような患者さまには、ホワイトニング治療がとても効果的です。
ホワイトニング治療で効果が期待できる方
●加齢による黄ばみがある方
年齢を重ねるとともに、歯の表面を覆っている透明のエナメル質が磨耗し、下層にある象牙質の厚みが増してくることによる歯の変色。歯の色調が黄褐色に濃くなってきた方。
●生活習慣による黄ばみがある方
コーヒー・お茶・カレー・醤油・タバコ等、着色性の強い飲食物を長年摂取することによる黄ばみ。クリーニングでは落とし切れない歯の汚れのある方。
●遺伝による黄ばみのある方
生まれつき、歯の色が黄味がかっている方。遺伝的に歯の色が黄色っぽい方。
【ホームホワイトニング】ご自宅でできるホワイトニング
低濃度のジェルを使用して歯面を漂白する方法。ご自宅で、都合のいい時間に実行できます。
まず、当院で歯並びに合わせたカスタムトレーを作成し、自宅では、そのトレーにジェル材を注入して1日数時間装着。何度かに分けることで、持続的にホワイトニングを行っていきます。
患者さまのご都合を最優先に治療を行います
当院では、初診時のカウンセリングで患者さまのご希望をしっかりお伺いし、1人ひとりの「お口の状態」「予算」「ライフスタイル」などに合った治療方法を提案しています。
1回の来院での治療時間に関しましても、「仕事の合間に来院するので、1回の治療時間は短く済ませて欲しい」という方、または、「1回を長くして来院回数を少なくしたい」という方など、個々の予定やご希望に合わせて調整。急患にも随時対応いたします。
「歯科治療は痛い」という先入観を払拭します
患者さまの中には、歯医者に対する先入観で「歯科治療は怖い」「痛いから嫌いだ!」と思い込み、敬遠している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
または、過去に他の医院で治療を受けた際、痛い思いをしたことがトラウマになっている場合もあるかと思います。
丁寧なカウンセリングで痛みの原因を探ります
そういった理由で「歯医者が苦手」という方は、ぜひ当院にご相談ください。当院では、丁寧なカウンセリングによって、過去の治療で痛みを感じた原因を探り出し、患者さまに負担のかからない治療を行います。また、どうしても痛みが気になる方には麻酔で対応しますのでご安心ください。
【痛みの少ない治療】抜かない、削らない、切開しない治療
歯は一度削ってしまうと二度と元に戻らないので、当院では「削る・抜く」は最小限にとどめることを治療方針としています。
また、外科手術もなるべく行わず、切ったり縫ったりも最小限にすることが望ましいと考えています。その方が、患者さまへの負担も少なく、術後の回復も早いからです。
初期の虫歯であれば、薬剤で進行を止めることも
初期の虫歯であれば3Mix法による殺菌で進行を食い止めることが可能ですし、その後の予防ケアをしっかり行うことで、歯の自癒作用(再石灰化)を促すこともできます。
ただし、そのためには、虫歯の進行度合いが軽い、初期の段階でご来院いただくことが前提となります。とはいえ、初期の虫歯には気づきにくいものですので、ぜひ、定期的に健診を受けていただくことをお勧めします。
【薬剤で虫歯の進行をストップ】3Mix法とは?
3Mix法とは、薬剤を用いて虫歯菌を殺菌することによって、それ以上の虫歯の進行を食い止めるという画期的な治療方法です。
まず、3種類の抗生物質と基材(薬のベースとなる材料)を混ぜた薬剤を、歯の表面のエナメル質だけを削った虫歯の穴に入れ、蓋をします。そうすることで、歯を大きく削ることなく虫歯を退治することができます。
<3Mix法のメリット>
・歯を削る量が少なくてすむ
・虫歯が神経近く深いところまで進行しているケースにも効果が見込める
・薬剤自体は無料で提供でき、治療も保険適応が可能
ただし、現時点では厚生労働省の認可未取得の治療法になりますので、治療に関しては患者さまのご理解と承諾が必要です。ご不明な点等は、遠慮なくお問い合せください。