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【歯周病Q&A】
Q.歯周病を悪化させる要因は?
A.歯周ポケットに隠れている歯石と喫煙です。
目に見えるところにつく歯石以上に問題なのが、歯と歯茎の隙間に隠れている歯周ポケットの中の歯石(歯肉縁下歯石)です。また、タバコを吸う人は、吸わない人よりも歯周病を引き起こしやすく、悪化スピードが早いもの。その理由は、ニコチンが血流を滞らせるため歯茎に酸素や栄養が行き渡らず、歯茎の抵抗力が弱まってしまうからです。
Q.どうしたら、歯周病が悪化しているかどうか分かりますか?
A.出血は歯周病の特徴。歯周ポケットの深さで進行の度合いが分かります。
歯周病の進行具合は、歯茎の状態を見れば分かります。歯茎から出血するのは、歯を支える歯茎に炎症がある証拠で、歯周病の特徴的な症状。さらに炎症が進んで歯周ポケットができるほどになると、歯を支えている歯槽骨(あごの骨の一部)の破壊も始まります。
歯周ポケットの深さが4mm以上になると、症状はかなり進行しているといえます。また、ポケットの中は歯周病菌が繁殖しやすい環境なので、菌はますます増殖し、歯周ポケットの深さが6mm以上になると歯槽骨の破壊がさらに進み、ついには歯が抜けてしまいます。
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