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「病気を治す」ことではなく「病気にしない」ことが最良の方法

最良の方法「予防歯科」の必要性を考えたとき、まず浮かぶのは、「虫歯と歯周病」の2つだと思います。特に歯周病は、かかってしまった後の口腔内のダメージが大きいので、予防が最大かつ最善の治療法です。

歯周病は、歯茎の中の「歯槽骨(しそうこつ)」という骨を溶かす病気であり、やっかいなことに、この歯槽骨には再生力がないのです。特に、菌によって分解されてしまうと絶対に元には戻りません。

そこで大切なのが、「適切なブラッシング」と「3か月から半年に1度の定期的なスケーリング」。最低でもこの2つをしっかり行うことこそが、歯周病から歯を守る一番確実な方法というわけです。

「8020」という、「80歳までに20本の歯を残そう」という運動がありますが、4.6~4.7本しか残せていないのが現状だと思います。だから今後は、我々歯科医師はもちろん患者さまも、予防歯科に対する意識をよりいっそう高めていかないと、80歳で20本...というのは、夢物語みたいなものなのです。


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